二の腕太もも細くするクリアボス

コーヒーブレイクになるようなトピックをお届け。とりあえず心の浮動点(フロート)は解除して前を向こうか。

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忘れもしない中学3年生。
僕がまだ「太陽」が大好きだということに、うたがいなんて持たなかったころ。



僕は「運命」というモノの存在は信じていた。


盲目的にだが、信じられるものがそれしかなかった。
精神的な支えが、それしかなかった。

「太陽」に恋したこと自体は「運命」でも、
その先なんてないことも、同時に実感していた。

好き過ぎるのだが、その互いの距離は、きっと何億光年も離れたままで、
どれだけ仲良くなってもそれは変わらなくて、
ただ、

ただ、笑顔が見られることだけが救いだった。



あのころ僕は、救いを他人に求めていたのかもしれない。



強くならなければ。



前に進まなければ。



いいかげん、僕の内奥に根ざす「太陽」との因縁を断ち切らなければ。




…僕は遂に、自分のアイデンティティを否定する。



同じ高校をわざと選ばず、「太陽」の無い「夜」の道を、ゆくことにしたのだ。









文字通りの、真っ暗闇な世界が広がっていた。
後戻りできない「太陽」の沈んでしまったあとの世界で、僕は必死に「光」を求めた。


周りと相容れることの苦手な自分にとって、
この真っ暗闇な高校時代の重圧や、
ともすれば狂ってしまいそうな僕を支えていたのは…

「太陽」の記憶だった。




夜を迎えてからも、僕は「太陽」の陰を求めていたのだ。





この道の先には「太陽」なんていない。

距離がなおも広がっていくことを承知で選んだ、道。






僕は生き場所を照らしてくれるものを求めていた。


僕は不思議と、それを山に求める。



ワンダーフォーゲル部入部。以降、高校時代3年間、命をこの部に費やすことになる。




登山は僕の命を削り、余分な部分をそいでくれた。
「太陽」に甘ったれてた精神を叩きなおしてくれた。
自然という雄大なものの前に、無力なくらいにちっぽけな自分を感じた。


他に何も救いの見出せなかった高校時代に、僕は多くを得た。


登山。



一歩、一歩踏みしめることが、



必ずどこかの山頂につながっている。


そうなんだ。

迷っちゃいけない。
少なくとも今は、迷わずにとにかく歩みを進めることが大事なんだ。

星空も、雲も、

地球、太陽、月… いのちあるもの。

とどまらないもの。

川も森も土も木々も鳥も虫も魚も…

なにもかもあらゆるすべてが、絶えず動いている。
此処で、立ち止まっちゃどこにもいけないんだ。





ただ、泣きながら、地平線に立ち尽くしていても、「夜」は明けないんだ。





僕は「運命」を知る。

「太陽」に恋し、ヤサシスギル性格を得たことは「運命」。


「太陽」との距離が縮まることの無いことも「運命」。


とにかく「夜」をさまよい続けるしかないのも「運命」なのだと。











そして僕は、「太陽」という「光源」ではなく、

「月の光」に出会うのである。




それはまた、次のお話で。

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